画像処理

カラーマネジメント

製版業務におけるフォトレタッチの品質安定と効率化をはかるため、モニタ、プルーフ、印刷物などの各メディアやデバイス間で生じる「色差」をICCプロファイルによって補正し、 「色調」を管理していくカラーマネジメントシステムをいち早く導入して、運用しています。
カラーマネジメントシステム概要

「色」を扱う環境について

モニタでの色調補正や色校正など印刷物の色づくりを進めていく過程で、色評価は適切な色温度と演色性を持つ光源のもとで行うことがとても重要です。アールプロセスの生産部門では、光源に印刷物の評価に適した色温度5,000Kの色評価標準光源(高演色形昼白色:演色AAA)を使用しており、「色」を扱う最適な環境を備えています。

色校正などの印刷物の色がおかしいといった場合、環境光源の違いが影響している場合も少なくありません。弊社の営業員はPANTONE社の色温度検査カードを携帯して、社外で色校正の確認を行う際には、その場所が色評価に適した環境かどうかをチェックできるようにしています。

お客さまにおかれましても、デザイン制作に使用するモニタのある場所や色校正を確認する場所が、色評価に適した環境かどうかにご配慮頂くことで、よりスムーズな色づくりができると考えています。

色評価検査カードを使用すると、環境光源が色評価に適しているかどうかが一目で確認できます。

色調補正

製版業務におけるフォトレタッチの中でも、大胆な色調変更から繊細な色調整、記憶色に基づいた補正やRGB/CMYK変換など、原稿やメディアに応じた色調補正は、 アールプロセスが最も得意とする分野です。特にクオリティが求められる展覧会図録や写真集、絵本などの分野でご評価を頂いています。

用紙データベースを活用

色調補正の精度を高めるため、用紙の特徴やインキのしずみ具合、刷濃度など、フォトレタッチ時に有用な情報を用紙ごとにデータベース化して活用しています。

印象的なビジュアルの製版事例

目を引くビジュアルに仕上げる色調補正のコツとテクニックを紹介します。

画像合成

リアルさが求められる構図やクリエイティブ的要素が強いビジュアルなど、お客さまのイメージにあった画像合成にも対応します。 また撮影スタジオとの連係や3Dソフトを駆使した画像合成も可能となっています。色調補正のみならず、クリエイティブ要素が強いビジュアル制作についても、 ぜひアールプロセスへご相談ください。

画像合成の事例

いろいろな画像合成のテクニックを紹介します。